パパ(東証プライム会社員)の3年育休生活!!

育休3年取得中の男性会社員です。育休とは自分との戦いです。

FIRE その先にある自分を問う

週刊ダイヤモンド 2021 10/16」

FIREを本気で目指す!資産1億円という見出し。FIREはこの1年くらいでホットな単語になってきました。書籍やYoutuberが火付け役で、コロナ禍の株高もあり、メディアが乗っかったという流れでしょう。

2流3流サラリーマンにとって、仕事はそれほど楽しいものとは限らないですよね。年収も低く、FIREを夢見るのも分かります。

僕の理想はセミFIREです。仕事は続けるけど週休4日。休みの日の方が多い。仕事を完全に辞めてしまうと、人間としての魂が半減してしまうような気がします。私はいま育休中なので、仕事をしていないという点ではFIREと一緒ですが、毎日が自分との戦いで、少しでも気を抜くと、人間力が下がりそうです。

FIREを目指すとして、その先で何をするのか? これが問われています。

友人の傷心と僕のファッション

「MEN'S CLUB 2021 November」

数年ぶりに男性ファッション誌を読む。以前はGainerを読んでいたのだが、2016年に休刊になってしまった。10月30日に東京赤坂で友人と食事をする。36歳の友人は最近彼女に振られてしまい、落ち込んでいるのだ。2次会でPUBにもいく予定なので、女性うけするファッションスタイルを勉強しているわけ。

「知性を感じるニットの装い」コーナーが秀逸。港区のPUBへ行くなら、知的で清潔感ある男性の演出必須ですよね(あとは見えない金)。ジャケット無しシャツ無しでここまで知的になるとは!気になるのは、襟周りの皮脂汚れがニットにつかないかということ。丸首の快適工房のうえに着れば汚れを抑えられるか?

久々の飲み会。しかも遠征。まじで楽しみです。

パパのための?娘のための?

「パパのための娘トリセツ」小野寺敦子 著

タイトルがゴールポスト直撃級。シンプルな言葉でパパに訴えかけてくる。トリセツはパパのためだが「娘のためのパパによる娘トリセツ」が相応しいかな(笑)。著者は心理学博士。父娘関係について研究をしている。

本の内容は現実路線。普通の娘に寄り添い、社会人として自立させるための指南書。娘の話を聞いて、娘を褒めて、夫婦関係は良好な状態を保とうというのが筋。トップ目指す系ではないので、内容に目新しいものは少ないが次の2つが勉強になった。

①女の子は10歳が自己肯定感のピークで徐々に下がっていく(今の自分ではダメだという思いが強くなっていくため)。

②娘が良い印象を持つ「素敵なパパ」チェック。身だしなみに気をつけ、アクティブに生きよう。

 

 

 

 

 

歌詞ではないオケラの一面

「いとの森の家」森直子 作

福岡県糸島市を舞台にした小学四年生の少女のフィクション。筆者も小学生時代に同所で1年間を過ごしており、その経験を活かしたと思われるエピソードが随所に感じられる。2016年に坪田譲治文学賞を受賞。

自然との関わりが随所に出てくる。無意味にテンポが速い。死刑囚の話も出てくることから重いテーマと思いきや、全体的には田舎の自然体験が中心。しかも内容が薄い。本を読むよりも、田舎旅行で実体験した方が良いと思ってしまった。登場人物も女性が中心でバランスが悪い。心が揺れ動くシーンも少なく残念。オケラまでは良かった。

 

ウッドチャックとの出会い

「くんちゃんのはたけしごと」ドロシー・マリノ 作、間崎ルリ子 訳

絵は線が主体でクマの毛並みがかわいい。色使いは葉物野菜系で美味しそう。ストーリーはアメリオレゴン州の長閑な感じが伝わってくる。

くんちゃんは、お父さんの指示通りお手伝いをするものの、少しズレていて毎回怒られてしまう。終盤ではやる気が下がったのか、手を止めてじっとお父さんの行動を見ることにする。

子供の教育って難しいですよね。違う部分を怒ると拗ねてしまうし、中々うまくいきません。くんちゃんも、言われた通りやっているのにという気持ちが伝わってきます。でも、最後にはうまくできて、お父さんが褒めてくれます。これって最高に嬉しいですよね。自己肯定感が高まります。

私ももっとお手伝いして、たくさん褒めてもらいたかったなー。

 

 

 

切り絵の少女

「かみなりむすめ」斉藤隆介 作、滝平次郎 絵

いきなり表紙の切り絵、主人公の少女がかわいい。タイトルの山吹色、背景の藍色、着物の牡丹色の配色が見事。誰もが手に取りたくなる絵本。

主人公のおシカは、下界の女の子と遊びたい。そこで、親の忠告を無視し、かわいい工夫をして下界に降りる。一方で下界の女の子たちは、親の言いつけを理由に遊んでくれないが、優しい男の子が一緒に遊んでくれる。

やりたいことはやればいいと思う。親がなんと言おうと。助けてくれる人はきっといる。情熱があれば。最後はお父さんにお尻を叩かれるけど、お母さんはそれを見て笑っているよ。